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想いの 「見える化」
- 2009.07.28 Tuesday
- キャリアの礎
- 14:32
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- -
- by 江田 暁
「見える化」 という言葉、最近よく耳(目)にされることも多いかと思います。
見える化とは、
「ビジネスにおける問題を常に見えるようにしておくことで、問題が発生しても
すぐに解決できる環境を実現すると共に、問題が発生しにくい環境を実現する
ための取り組み」
ということのようです。
=================================
個々人のキャリアプランを描く上でも、上記の 「見える化」 がとても重要に
なるのではないでしょうか。
よく使用されるアセスメントツールにしても、確かに出される結果分析が目的
ではありますが、何よりも自身に関する傾向を、客観的に捉えることができる、
それが大きな役割だと思います。
自己の分析はもとより、今自身が持っている、抱いている 「想い」 をもやはり
「見える化」 していくことが必要でしょう。
秘めた想い、というのもなんとも強そうな気もしますが、自分の気持ちの中の
位置づけが、いかにできているのか、これについてはちょっと悩ましいと思う
のですが、いかがでしょう。
マインドマップをイメージしてもいいかもしれません、あれもまさしく思考を明確
にしていくものです。
ひとまずは、そこまで細かなものでなくても結構、今持っている目標や目的を
まずは視覚で捉えることができるようにする、これが基本です。
いつも考えている(だけ)
と
思いを見えるようにする
果たして、対する意識(モチベーション)はどちらが維持できるでしょう。
意識を強く持つ、ということにもなりますが、我々弱い人間は、見えたものから
その刺激を受け、よって萎えている意識をまた高める、こういった作用も大いに
期待できるはずです。
想い ⇒ 見える化 ⇒ 意識の維持(増強) ⇒
潜在意識への浸透 ⇒ 行動 ⇒ 期待結果の取得
このような、正のサイクルが生まれるように思います。
準備時間を惜しむな!
- 2009.07.27 Monday
- キャリアの礎
- 13:40
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- -
- by 江田 暁
「当たって砕けろ!」
なんとも威勢のある言葉ですね。
富に最近増殖中らしい、 「草食系男子」 と称される、なんとも頼り無さそうな若者に対して、
上記言葉をぶつけたくなるのは、私だけでしょうかね(苦笑)!
物事全て成功裡に進めなくては、とあれやこれやいろいろ考え過ぎて、一向に先に進まない、
そんなやり方に、痺れを切らして 「やるだけやってみろ!」
といった感じですね。
これも、ある場面においては正しいことかもしれません、特にグズグズ言って何もしようと
しない人に対して、行動を起こさせる方法としては。
一方で、自分のキャリアプランを考える場合などでは如何だろうか。
「当たって砕けろ、エイヤーッ!」
そんな気合も大事なことは否定できませんし、必要な気持ちです。
しかし、数に限りなく繰り返しが可能なことでしたら、それも良いかもしれませんが、
キャリア、特に仕事を通して自分の人生を作る作業においては、そう何度も失敗は
したくないことです。
つまりは、それ相応の準備する時間、自分を見つめる時間、技術習得の時間
などなど、新たな1歩を踏み出す時にはとても重要なことだと思います。
先を急ぐばかりに、大切な足元固めの時間を逸することのないよう、その時だけは
じっくりとした時間を確保したいものです。
この先の時間に比べたら、準備時間はほんの
「わずか」
なはずです!
物を作る前に人を作る
- 2009.07.26 Sunday
- つぶやき
- 18:45
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- -
- by 江田 暁
「松下電器は何を作るところかと尋ねられたら、
松下電器は人を作るところでございます、
併せて電気器具も作っております、
こうお答えしなさい」
松下幸之助氏が、創業間もない時期に、社員に言われていた言葉だそうです。
言葉は誰でも作ることはできる、しかしそれをやり通すことはなかなかできる
ものではありませんね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
度あるごとに、「リストラ」という言葉を発する経営者に、のし袋に入れて
渡してあげたい言葉です。
自己分析 ≠ 自己評価
- 2009.07.24 Friday
- キャリアの礎
- 10:54
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- -
- by 江田 暁
キャリア開発を考えるうえで、「自己分析」 とか 「自己の棚卸」 とか言われます。
学生諸子においては、就活が絡む時期には、必ずと言っていいほど、自己分析を
行うと思います。
執り行う側においても、その結果認識については説明しているはずですが、
どこかそれを正しく理解できていないケースが見られます。
「自分と言う人間の評価」 と誤って認識してしまうケースです。
「答え」 をいかに正しく出すことで競い合う今の教育体制故の、困った産物とでも
いえるのではないでしょうか。
結果は答えではないはずなのに・・・
つまりは、本来の自分と言う人間における、 「自信の無さ」 から派生しているのかも
しれません。
主観が弱いために、客観的に出された数値や統計値に頼ってしまう・・・
というより、むしろそれが自分である、との誤った認識をするのです。
故、松下幸之助氏は生前、
「競い合うような教育ではなく、人間観を育むしくみを作らなければ、日本は崩壊する」
的なことをおっしゃっていたと、何かで読んだ記憶があります。
今まさに、そういった危機を迎えてしまっているのではないでしょうか。。。
事の成功・失敗 ≠ 自分
- 2009.07.22 Wednesday
- キャリアの礎
- 13:34
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- -
- by 江田 暁
こんなことを感じたことはないだろうか。
何かが上手くいってた時、
満足感・優越感を覚え、自分は素晴らしい! と。
努力したが、結果は悪かった時、
あんなに頑張ったのに、自分には無理なんだ! と。
いずれの場合においても、良いとか悪いとかの対象が自分という人間になってしまって
いる人間の誤った認識です。
そもそも、それは感情(気持ちの上下)によるものなので、初めからそれが非現実的である
との認識はとても難しいのですが。
成功した、失敗した とは、つまりはその 「事」 だけのこと。
故に、それが行った 「自分」 にまで対象にする必要はないのでしょう!
仮にそう思えないとしたならば、
テストで100点を取れない人間は、全て 「ダメ人間」 ?
100点取れたら 「素晴らしい 人間」 ?
とかく人間は、非現実的な観念を持ち易く、苛まれているのではないでしょうか!
マネー資本主義のなれの果て
- 2009.07.20 Monday
- つぶやき
- 09:41
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- -
- by 江田 暁
NHKスペシャルで放映されている番組より。
「人間の欲望が交差するマネー市場の値動きが、熱力学の法則と極めて近いという発見だった。核兵器や宇宙開発競争が下火になった時代、次の活躍の場を求める科学者がウォール街に流れ込み、数学理論で市場を予測しリスクをコントロールする挑戦が始まった・・・」
サブプライムローンに端を発した現在の不況。
まさに、そのしかけを紐どいている内容です。
全ては「金」を求めた結果、とも言えるでしょう。
金に目がくらんだ、または求めるは金しかない、といった現代のマネー資本主義、その中当然利益を追及するために企業も活動を営み、そして人はそのために働いている。
目的が「金(儲け)」で一致しているのであれば、何も問題はないように見える。
しかし、必要最低の収入すら得られず、普通どおりの生活もままならないという方も多い現状を捉えた場合、ある一部の、ある限られた世界の人々の猛進にて、一般人がそのツケを背負う羽目になっているのは、なんとも理不尽な気がしてならない。
「金」という物質的な価値のために、人間としても持つべき価値観が薄れている中では、個々人が求める価値観もまた曖昧になってしまうのでしょう。
「人間の欲望が交差するマネー市場の値動きが、熱力学の法則と極めて近いという発見だった。核兵器や宇宙開発競争が下火になった時代、次の活躍の場を求める科学者がウォール街に流れ込み、数学理論で市場を予測しリスクをコントロールする挑戦が始まった・・・」
サブプライムローンに端を発した現在の不況。
まさに、そのしかけを紐どいている内容です。
全ては「金」を求めた結果、とも言えるでしょう。
金に目がくらんだ、または求めるは金しかない、といった現代のマネー資本主義、その中当然利益を追及するために企業も活動を営み、そして人はそのために働いている。
目的が「金(儲け)」で一致しているのであれば、何も問題はないように見える。
しかし、必要最低の収入すら得られず、普通どおりの生活もままならないという方も多い現状を捉えた場合、ある一部の、ある限られた世界の人々の猛進にて、一般人がそのツケを背負う羽目になっているのは、なんとも理不尽な気がしてならない。
「金」という物質的な価値のために、人間としても持つべき価値観が薄れている中では、個々人が求める価値観もまた曖昧になってしまうのでしょう。
人生は失敗の連続
- 2009.07.16 Thursday
- キャリアの礎
- 13:20
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- -
- by 江田 暁
「人間は考える葦である」
とは有名な言葉ですね、ひ弱な葦という植物のその活きる様を、人間に比喩させたものだと解されてます。
様々な環境に苦労しながらも、その生きる術を見出し適合していく、これが人間である、とのことなのでしょう。
しかしながら、全てが足並みを揃えてそのような生きる術を見つけられるのか。
そんなことは有り得ません。
中には抵抗の挙句倒れてしまうもの、また流れに任せすぎてそのまま戻れなくなるものなど、いろいろでしょう。
我々人間も、何もかも上手くいく、成功オンリーの人生などあるわけもなく、むしろ苦労や失敗の数々を経験した結果で、今がある。
といえるのではないでしょうか。
タイムマシーンがあったら、どれだけ自分歴史を変えたいと思う人がいるだろうか。
「成功の裏には必ず失敗がある」 これも当然の如く言われていることです。
そすれば、長い人生の中で、今この一瞬の失敗が、どれほどのものなのか、人生を左右するようなものなのか・・・
きっと、5年後、10年後には
「あの時はこんな失敗をしたっけ・・」
「あの時は辛かったな!」
との思いにふける時が必ずやってくると思いませんか!
失敗を乗り越え、苦労を経験してきた方の人間的な器の大きさ、これは何の苦労も無く育ってきた温室栽培人間とは、比較のしようもありません。
著名な経営者の皆さんは、恐らく例外なくそのような時間を経てきていると思います。
一時の失敗やミスに思い悩むなど、これほど時間のロスはないと思います。
対外的な損害や被害を及ぼすようなことではなく、単なる個人的(内在的)なものであれば、
それはもう既に過去のことです。
それを踏み台にして、同じ轍を踏まないように考えることこそ、成長の一歩となります。
失敗した自分を責めるのではなく、その根本原因をしっかりと認識し、それを今後に活かすのです。
その為には、どんどん失敗してオッケイなのです。
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